梅雨の時期、朝から頑張ってブローしたにも関わらず、外出したらすぐ髪型にボリュームが出て困る方も多いのではないでしょうか。
この縮毛の原因は、遺伝の影響が大きいとよく言われます。
両親ともに直毛であれば、95%の確率で子供は直毛になるようですが、片方でも縮毛であれば、75%以上の確率でくせ毛になってしまいます。
それでは、具体的には、どのようなことが原因なのでしょうか。
原因は3つあると言われます。
まずは、曲がっている毛根部分(毛包)が原因になる場合です。
皮膚の内部にあって髪の毛を製造する所なので、この部分が曲がっていれば、出てくる髪も自然と曲がってくせ毛になってしまうのです。
くせ毛の場合は、毛根は皮膚面に対して少し傾く程度ですが、縮毛になると、毛根が「つ」の字型に湾曲しています。
次に、髪の毛の断面にあるゆがみの原因です。
直毛の場合は正円に近い形であるのに対して、くせ毛は楕円状だったり、歪んだ形になっていたりします。
髪自体に歪みがあると、髪はうねります。
最後に、髪の構造上の原因です。
髪は、毛皮質(コルテックス)というケラチンたんぱく質でほとんどが出来ています。
この中に含まれるケラチン繊維に硬いたんぱく繊維と柔らかいたんぱく繊維の2種類から出来ていて、髪質はこの性質が違うたんぱく繊維の分布の仕方によってきまると言われます。
この2つの繊維が均等に分布すれば直毛になり、偏るとねじれを起こして縮毛になるようです。
この毛根部分を完全に治すことは、今のところ出来ません。
縮毛の方には、生えた髪を縮毛矯正リペアするか、またはヘアスタイルで縮毛を生かすなどで、うまく対応していくことが今のところ最善策と言えるでしょう。
そのほかの原因として、シャンプーや整髪料が頭皮に残っていることが考えられます。
シャンプーや整髪料が頭皮に残ると、毛穴に老廃物として固まり、毛穴が詰まってしまいます。
そのため、まっすぐに生えるはずの髪を邪魔して、結果的に髪にくせがついてしまうのです。
他にも、石油系シャンプーやリンスを使ったために、縮毛の髪に、一層負担をかける結果となり、広がりやパサつきが悪化することもあります。
現在では、市販品でも縮毛対策用のシャンプーやリンスが販売されています。
例えば、メセナのBIKAIKI(美回帰)や、ケラスターゼなど、美容院で勧められる少し高いシャンプーとリンスを使うことで、はりやこしが戻って扱いやすい髪になることもありますので、うまく取り入れて、日々のケアから努力してみましょう。